１年のちょうど半分の頃、毎年6月30日に各地の神社で行われる行事をご存知でしょうか？
「夏越の祓（なごしのはらえ）」という神事で、６月の風物詩にもなっているようです。
１月１日から始まり、１年を折り返す６ヶ月の節目。この時期に半年間の穢れを祓い、１２月３１日までの無病息災を祈願する神事といわれています。
１年の大きな節目、ちょうど折り返しの時期
神道では年の節目を大切にするようで、特に６月と１２月に大祓（おおはらえ）と呼ばれる行事が行われます。この６月の大祓が「夏越の祓（なごしのはらえ）」と呼ばれています。
この６月というタイミングには古来ならではの意味があるようで、本格的な夏の暑さを前に疫病や日照り・洪水など・・・様々な災厄を除ける願いを込めて行われたという云われもあるそうです。
厳しい夏をどう乗り越えるかが一大事だった時代には、皆の無事と安全を祈って真剣に行われた様子が想像できます。
近年は気候の変動が大きくなり、より寒暖の差が激しい季節が訪れるようになりました。
四季を感じつつ残り半年を乗り切る、ちょうどよい節目なのかも知れません。
神棚のお手入れ・新調にちょうどよいタイミング
神さまに１年の半分を無事に過ごせたことに感謝し、もう半年の平穏無事を願って・・・。
半年の節目を迎える時期、神社の神事にならって自宅の神棚も見直してみませんか。
神棚を新調したり、改めてお掃除・手入れを行ったりするのにちょうどいいタイミングです。
１月の初詣に合わせて神棚の新調を行う人も多いようですが、なにかと慌ただしい年末年始ではなく、この時期に落ち着いて・・という選択肢も。
暮らしを整えて、気分とココロはさわやかに
「あっという間にもう半年が過ぎてしまった！」という方も、残りの６ヶ月がより充実するように暮らし・生活のリズムを見直す良い時期かも知れません。
神棚のお手入れ・お部屋のお掃除をして、気分一新。暮らしの空間が整うと、不思議と生活や体調のリズムもよくなりそうです。
近年続く酷暑の中でも、気持ちだけはさわやかな夏を迎えられますように。
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